諸事伝言200年5月号
   財団法人松月流松指連家元本部
 年 号  平成16年 ・西暦 2004・5月   92
歳時記 
月名及び異称・皐月(さつき)、早苗月、多草月、啓月、月不見月、梅月

〔時候〕五月晴、微暑、初夏、青葉、若葉、立夏、新緑、若草
     ゴールデンウイーク 
5月2日 八十八夜新茶の初摘の頃。
   3日 憲法記念日 
   5日 子供の日(端午の節句) 
   6日 立夏
   9日 母の日(5月第2日曜日がこの記念日です)

色紙題
端午節句、感謝(母の日)、篝火、山鳥一声、賞牡丹、早苗とる云々、
喜報(霊鳥)

花・華材
牡丹、ばら、花菖蒲(はなしょうぶ)、カーネーション、菖蒲(あやめ)、いちはつ、鉄線、
葵、杜若(かきつばた)、金糸梅、都忘、箱根卯木、 藤、鈴蘭、螢袋、大山蓮
華、鳴子百合、黒百合、京鹿子、紫露草、蔓桔梗、忍冬 他

 
端午の節句、端午瑞祥(よもぎ・菖蒲)母の日(カーネィション他)
子孫繁栄(竹・筍)、富貴国香(牡丹・蘭)、富貴長春(牡丹・薔薇)、富貴長年(牡丹・松)、蘭秀芝英(蘭・霊芝)他

茶 茗
初薫(かおり・かおる)、初萌、瑞香、初摘一番、若緑、貴の露、京小町、京だより、川根そだち、初寿、風の街、緑の風、風の香り

香 名
快晴(五月晴)、稚児祝、甲斐の宴、香(かおり)小路、恵香、八つ橋、陽光、清滝、薫風、初夏、花の里、舞扇、香寿賀、思いやり他

菓子名
祝い(柏餅、ちまき)、母心、岩根つつじ、薫風、落とし文、唐衣、五月雨、花あやめ、菖蒲ごろも、青かえで、卯の花、他

教授要項
新聞の広告に『数え方の辞典』=小学館刊(著者・飯田朝子) とあった。茶を飲みつつ【うむー・面白そうだ】と思った。
つい、もう【一煎】入れ=煎れ=淹れてくれ、相手は再煎ね。と言ったとしよう。即座に買い求めた。全397頁のどこにも、一煎、二煎の字はなかった。広めよう。煎茶道全体のために。

本部関連を
中心とした
行事経過

4月 4日 遠州支部煎茶会 浜松・五社神社・五宝閣 
4月11日 西三河支部煎茶会 豊田産業文化センター 
4月11日 岡崎市民茶会 岡崎公園         
4月11日 お香とお茶の会 京都・枳穀亭(きこくてい・東本願寺別邸)
4月25日 名古屋支部煎茶会 名古屋・熱田神宮   
4月25日 豊橋市民茶会 豊橋文化会館・同緑地公園

本部関連を
中心とした
行事予定

5月 8日 第32回新茶を楽しむ会 静岡中部支部(土)
      財団法人松月流評議員会・理事会
 掛川グランドホテル
5月22日 お香とお茶の会 横浜・鶴見=総持寺     
5月22日 第49回全国煎茶道大会 全日本煎茶道連盟 
   23日 京都・宇治黄檗山萬福寺 当流禅堂書院にて奉仕

6月 6日 第33回新茶奉納祭 宗家 献茶奉納・東三河支部
       ( 新茶と共に献木し、例年榊(さかき)の植樹もしております)

本部要望
新茶の季節。全国3ヶ所(狭山・静岡各地・西尾・伊勢・宇治・九州他より)くらいの中から新茶を選択し試飲下さい。多くを求めず100gを基本に、飲み比べてみましょう。煎茶の美味しさを十分味わい、稽古をしていての満足感に触れる時です。生徒さんにもお薦めし、ご家族でも楽しんで頂きたいものです。

準備事項
本年度(7月24・25日)第40回松月流全国大会・第31回松指連総会が本部はもとより岐阜支部担当役員、教授者、会員の皆様により準備が進んでおります。織田信長、斉藤道三で知られ鵜飼で有名な岐阜市内でのご案内。詳細は後日パンフレット(申込書)を配布します、各教授者、会員で参加希望者は心づもりを。

許状取得
許状の申請もさることながら、全国大会にての優秀者の表彰対象者の選考に着手して下さい。よりよい会員をご推薦下さい。

 慶 事
新茶を飲んで大いに英気、気力、精神力を養って下さい。今年の黄金週間が平穏無事に全て皆様に幸せ多きことを祈ります。

コラム
今更何をと感じないわけでもないがここの所【自己責任】と言う言葉が飛び交っている。自分の行動に責任を持つで事あってそれ以上でも以下でもない。政府は政府なりに、個人は個人なりに責任をはたす(誠を尽すのみ)。自己負担と同じである。美味しいものを食べたければ、沢山働き、知恵を出し、苦労して稼いだお金で食べる事である。世に楽して得る物などない。

 

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