発行元 | 財団法人松月流・松指連・家元本部 | ||||
年 号 | 平成15年 ・西暦 2003・8月 83 号 | ||||
歳時記 | 月名及び異称・葉月、はづき、仲秋、秋半、竹春、秋風月 他 〔時候〕立秋、晩秋、残暑、残炎、新涼、盛夏、残夏、月見草 8月8日前後 立秋 残暑はあるものの季節では秋です。 旧暦の盆は13〜15日正式には、盂蘭盆(うらぼん)といい先祖の供養仏 事。都会は新暦ですましますが、地方は習慣により旧盆と夏期休暇を一諸に行い民族大移動が始まります。 23日処暑 |
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色紙題 | 蝉時雨、納涼、南瓜(かぼちゃ)、人生無百年、遊 、蓮華、 誠、秋の声 |
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花・華材 | 向日葵、秋桐、吾亦紅(われもこう)、升麻(しょうま)、矢筈すすき、アンスリュウム、半夏生、嫁菜菊、木槿、露草、草芙蓉、糸すすき、沢桔梗、女郎花、秋海棠、京鹿子 、着綿 、藤袴、罌栗(けし)、数珠玉、蓮 他 |
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雅 題 | 蓮【花・つぼみ・葉・蓮根】を中心にまとめて=花中君子 床に先祖崇拝(蓮・払子・経巻=巻物)、菩提(蓮・ほおづき)と 飾り、献茶などする。夏中逍遙(蓮・蘭・大古石・他) |
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茶 茗 | 【伊勢全国大会にちなんで】伊勢の里、伊勢路、神宮の里、伊勢みどり、五十鈴川、お伊勢さん、深山、伊勢の香、伊勢響他 |
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香 名 | 清秋、細香(さやか) 、夕顔、百合の香、秋麗、秋の音、流星、御来光 菩薩、曼陀羅、古昔、追憶、祈り、桔梗、篝火、浮き船、幻 |
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菓子名 | 涼風、草の露、氷室、水紋、玉すだれ、夕日影、木かげ、水面(みなも) 水草、藻の花、水玉、撫子、河原撫子、したたり、花氷、青葉 |
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教授要項 |
一週間は7日。最後に日曜日として休息に充てる。近年土曜日も休もうとの事。これでいいのかと疑問に思うのは少々古い人らしい。一年は12ヶ月。8月は夏休み。ならばいっそ休みにしましょう。と、いいつつ道具を拡げてみる。今月はお休み。 |
本部関連を 中心とした 行事経過 |
静かに時の経過がありました。 事務局は全国大会に向け、張り切り中。 7月30日(水)家元、松指連理事長以下各席主、事務局揃って全日煎愛知支部茶会(名古屋美術倶楽部)、第27回秋期芸術祭(しら玉)の下見。 |
本部関連を 中心とした 行事予定 |
8月9・10日(日)第39回松月流全国大会・第30回松指連総会 尾張・三重支部のお世話にて三重県伊勢神宮会館で開催。 8月24日(日)岡崎支部茶会 岡崎公園 8月30・31日(日)全日煎・第38回夏期大学 大津市民会館 9月15日(月=祝)浜松南支部茶会 浜松・松韻亭 9月28日(日)第27回秋期煎茶道芸術祭 名古屋・しら玉 10月26日(日)全日煎愛知支部茶会 名古屋美術倶楽部 |
本部要望 | ゆっくりご休養を願いつつ、以下のことお伝え申し上げます。 芸術祭奉仕者は道具組及び会記の整理に努めて下さい。 本部よりの季節の挨拶はこの伝言にてとさせていただきます。 |
準備事項 | 全国大会の参加。応援下さる会員の皆様に感謝申し上げます。お盆休み、夏期稽古休みと続きますが体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。天変地変も心、致しましょう。避けられるもの、不可能なものとありますが知恵の働かせ時。秋を待つ。 |
許状取得 | 全国大会も終わり、この月はお休みに致します。 おおぜい様のご昇進おめでとう御座いました。 各地で開催の家元出席のお茶会に合わせて、申請下さい。 |
慶 弔 | 旧盆13〜15日流祖の遺徳を偲ぶ。(本部関係者) それぞれのご家庭で静かにご先祖の御冥福を祈りましょう。 |
コラム | 今回全国大会は伊勢神宮会館。さかのぼる28年前、1975=昭和50年8月3日松月流初代家元渡辺宗敬が伊勢神宮にて60回式年遷宮を祝し献茶奉納。松月流指導者連盟結成次年度の事であった。その時、みんなで、【復活青湾茶会】開催の決議をし実行した。(10月4・5日)16o映画も作成した。懐かしい。 時は確かに流れる。前回、今回参加、協力の皆様、有り難う。 |
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