諸事伝言200年12月号

 財団法人松月流松指連家元本部
 年 号  平成15・西暦 2003・12月    87
歳時記
〔月名及び異称〕師走、しわ(は)す、季冬、晩冬、暮冬、残冬
〔時候〕初冬、寒冷、歳末、歳暮、寒気、霜冬、冬木立、短日

12月8日 大雪  大東亜戦争開戦日  22日冬至(昼が最も短い日)
24日クリスマス・イブ  30.31日 晦日、大晦日

色紙題
看々臘月尽、逢知己喫茶、やみ汁、一粒万倍、忙中閑有、
煎茶の心、無事是貴人、甘苦渋、残心

花・華材
子、みつまた、椿各種、雪柳、猫柳、雲龍柳、万作、つわぶき、寒桜、水木、衝羽根(つくばね)、(正月に向かって)松、竹、梅、臘梅、薮柑子、南天、寒菊始め残菊他各種菊、水仙他を用意。

  
万年大吉
(万年青・霊芝・柚子)万年和合大吉(万年青・百合根・霊芝・柚子・橙)無病延齢(瓢箪=六個・霊芝)豊年献瑞(松・竹・水仙・なごりの稲穂)仏心悟道(仏手柑・他)等々

茶 茗
宇治のしらべ、潮紫、うるおい、翠露、玉翠、古都、老松、月の友、嬉野の里、江戸錦、歳寒の友、冬至、ほのぼの、等々

香 名
嘉福、清寿、慈愛、天下一、天玉、三友、古木、洛雲、離宮、法華、般若、久遠、四季、敬慕、無心、龍寿、呂宋(るそん)  等々

菓子名
風花、初雪、雪景色、初氷、冬椿、姫椿、年の暮、雪輪、ふるさと、不老、ふれ愛、冬風情=冬物語、あじわい、笹雪、等々

教授要項
継続は力なりと言われて久しい。地道に連綿と続ける作業と理解すべき言葉と思う。そこには経験が、伝統となり、受け継ぐ人達の励ましになる。基本的には親と子の関係であったり、師弟とのこと。行事であったりする。たゆまざる努力であるが、時には、休憩、休暇も必要だ。年末年始、そっと取ろう。

 
本部関連を
中心とした
行事経過
 

11月 2日(日)農林水産省煎茶サークル30周年記念茶会 靖国神社
11月 6日(木)東京煎茶大会・現代工芸展 渋谷・東急百貨店
11月 9日(日)第35回高松宮妃癌基金奉賛茶会 熱田神宮  
11月 9日(日)池袋コミュニテイ・カレッジ合同茶会 東京目白・蕉雨園
11月25日(火)浩子先生高松宮妃財団を訪問し、茶会報告す。
11月29日(土)お香とお茶の会 東京・芝・増上寺

    
本部関連を
中心とした
行事予定

12月 7日 (日)毎日文化センター主催慈善茶会 熱田神宮
1月 7日(水)本部初煎会 豊橋駅構内ホテルアソシア豊橋
 お申し込みは本年12月25日まで(案内書通り)
 ※財団法人松月流の理事会・評議員会等も併せて開催致します。

稽古始めは各教室で決定させていただきます。

平成16年(2004)サル=申・猿年 勅題=幸
       
本部要望
事務的、書類上の〆切は27日(土)とさせて頂きます。
相談事、弔事は可能の限り受け付けております。
電話0532−52−4485  FAX 55−9667

■年賀状の行き違い等あろうかと考えられますがお許し下さい。

準備事項
月末には正月に必要な茶葉(玉露・煎茶・番茶)大福茶セット、紫蘇茶、蘭茶等各種の茶、花材、床の間飾りの準備。
各教室での初煎会の構想など各会員とご相談下さい。
稽古納めも重要な儀式、威儀を正して執り行いたいもの。
各教室にて一年を振り返って、新しい年に備えましょう。

許状取得
最近の看板取得者は、元旦に家の前に掲げましょう。
本部主催の初煎会にて取得希望者は早めにご申請頂きたいと思います。希望事項は申請用紙の摘要欄にご記入下さい。

慶 弔 
弔=テロで被害に遭われた人達に、お悔やみ申し上げます。

コラム
】漢字で見ても、イメージからしてもいい事は思い出さない。読めて書けない日本語の一つだ。【ガン】はとうだろう。かなり曖昧になってくる。【がん】では、やはり重みは薄らぐ。字面(じづら)とはおもしろいものだ。これが発音されるとガーンと来る。あいつは癌だ。と、言われない様にしたいものだ。《ケイゲツ》

 
 

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お問い合わせ
〒440-0892 愛知県豊橋市新本町123 松月流本部事務局まで
рO532-52-4485  fax0532−55−9667
E-mail:so-kei@syougetu.jp