諸事伝言8月号


  財団法人松月流松指連家元本部
 年 号  平成14年  ・西暦 2002・8月     71号

歳時記


 

月名及び異称・葉月(はづき) 葉が黄色く色づく頃なので”はづき”落ち葉が始まる頃なので落葉月、木染月(こそめづき)とも呼ばれる。
旧暦の盆は13〜15日正式には、盂蘭盆(うらぼん)といい先祖の供養仏
事。都会は新暦ですましますが、地方は習慣により旧盆と夏期休暇を一諸に行い民族大移動が始まります。  24日処暑


流祖色紙題

 

蝉時雨、納涼、南瓜(かぼちゃ)、人生無百年、遊 、蓮華、
誠、秋の声


花・華材
 

蓮(花・葉)、水蓮、あかね(茜)、あし(蘆=葦)、唐糸草、蔓竜胆(りんどう)藤袴、河原撫子、桔梗、仏手柑、うこん花=実、ホオズキ、野菊、がま、鶏頭、高砂木槿(むくげ)、向日葵(ひまわり)


 
 

夏中逍遙(木陰をゆっくり歩む) こんな風情を演出したい。
深山幽谷(深い山あい)いにしえの文人を偲んで。蘭・霊芝他
先祖崇拝(ふとした時、先祖が思い出される) 蓮・払子(ほっす)・経巻(きょうかん)

 
茶 茗

 

風月、月輪、初萩、初月夜、新秋、松風、清滝、松籟、さやか
秋の声、天の川、朝風、斑鳩の里、伊勢緑、入船、永緑、追憶

 
香 名
 

知足、浮き雲、銀河、流星、五山、大文字、清秋、秋の音、盆の月、霊気、思い出、ふるさと、冷涼、凜香、梢、夏中君子

 
菓子名
 

天の川、浮き雲、夕顔、初秋、むらくも、渓声、葉月、青ふくべ、朝明け、滝の雫、星のしずく、盆の月、清流、酔芙蓉他



教授要項


 

全国大会での家元方針は、「松月流から日本を変えよう」。持てる力「煎茶道」によって!! ささやかかでいい、こんな願いを込め、まず自分自身を変え、人や政治におしつけた責任を取り戻し、勇気と情熱をもって前に進んで参りましょう。
【日本仁の誇り】【煎茶道の夢】
全国会員の皆様、一緒にがんばりましょう!

 



本部関連を
中心とした
行事経過
本部関連を

 

7月27日(財)松月流評議員会・理事会開催
7月27日・28日名古屋において第38回・松月流全国大会・第29回松指連総会が名古屋支部(出柄京子)の積極的な協力により開催されました。参加者350余名、委任頂きました応援者すべての皆様の心よりご協力、ご支援感謝申し上げます。29日(月)はバス1台(50余名)奉仕者を得て第1回白川郷芸術祭に参加激暑無事に茶席の奉仕が終了しました。
来期は尾張支部・三重支部合同開催。

中心とした
行事予定 
 

8月2日(金)名古屋・しら玉 秋期煎茶道芸術祭の下見。
8月9日(金)当財団の主務官庁(文部科学省=文化庁)による現地調査のため来訪。書類の整理、秋の準備、残務整理等々
旧盆13〜15日流祖の遺徳を偲ぶ。(本部関係者)
24日(土)25日(日)全日本煎茶道連盟夏期大学=東京


本部要望
 

松月流指導者連盟の理事長大野絹代先生が7年にわたる任期を努め今期円満に辞任されました。大変ご苦労でございました。新しく平野トシ子先生が、満場一致で松指連理事長に承認されました。各教授者、会員は一致協力して宜しくご協力下さい。



準備事項

 

お盆休み、盆の入り(13日)の夕方、家の前で火を焚き祖先の霊を迎える。これが迎え火。盆明け(16日)の夕方に火を焚いて祖先の霊を帰す。これが送り火。夏期稽古休等ありますが、今回の報告書並びに茶会予定表を送付致します。各会員に配布下さい。新たな行事が決りましたらご早めに連絡下さい。


許状取得
 

全国大会では、大勢のみなさま、ご昇進おめでとうございました。
行事予定を参考に各地で開催される家元出席のお茶会に合わせて申請下さい。

 
慶 弔
 

慶=東三河支部・
平野トシ子先生松指連理事長就任。(8月1日)
弔=東京支部・神尾静枝先生ご逝去。(7月31日) 合掌

 
 
備 考



 

孫のない人には酷であるが〈孫と言う名の宝物〉と歌ってヒットした歌手がいた。まさにその通りである。ある繁盛している総菜屋を通った時、**印の製品に目を止めて、これ買ってはいけなんだよね。店の人は仰天。私はずかしいやら、こんな小さな子が(5才)。といった話を聞いた。築くことの大なる時間、失うものの速さを実感する。近頃のやせ薬大丈夫か。茶ok【敬月】

 

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