諸事伝言11月号


  財団法人松月流松指連家元本部
 年 号  平成14年 ・西暦 2002・11月    74号
歳時記

 

月名及び異称・霜月(しもつき) 文字通り霜が降る月。ものが萎(しお)れる所から”しもぐる月””摺(す)り籾(もみ)月”10月を上(かみ)の月とし下月(しもつき)とも。
11月3日 文化の日  8日 立冬  10日 熱田神宮.奉賛茶会 15日 七五三 数えで三歳、五歳の男子、三歳、七歳の女子を祝う行事。 23日 小雪 勤労感謝の日


流祖色紙題
 

紅葉(詩)、聴雨寒更、小春日(紅一葉)、柿、楓橋夜泊
八風吹不動

 
花・華材
 

寒菊、嵯峨菊、潮菊ほか各種菊、柿の葉と実、烏瓜(黄・赤)、枯れ蓮、レンコン、つわぶき、橙=蜜柑、茶の花、つばき各
種、万作、真弓、いが栗、田村草、沼虎の尾、男郎花(おとこえし)、等々

  
 

素心竹石(菊・竹・石)、山村共栄(柿・栗・通草(あけび)・薩摩芋・茄子・百合根・松笠・松茸他)、七・五・三(行事にちなんで)
秋渓清風=秋山香趣(木々の紅葉・松葉・小菊・栗・羊歯他)


 茶 名
 

清高、清公、清功、清好、清香、清光、清幸、清弘、清晃、
清流、清泉清涼、清冷、清爽(せいそう)、清適、清清、 他


 香 名
 

千秋、千歳、萬歳、熱田、神楽、通天、霜の花、名残、紅葉、
黄葉、散り葉、加茂、大黒、住吉、香蘭、香嵐、松風、松韻

 菓子名
 

初霜、梢の秋、唐錦、山の幸、里の幸、いちょう、よわい草、
七・五・三、重ね紅葉、初しぐれ、いのこもち、ゆず、木枯し


教授要項
 

愛してやまない日本は地震多発国である。災害は忘れた頃にやって来るといった格言は尊い。第一私たちに何ができるか。
話合うこと』「火の管理」「水の備蓄」「5〜10万の現金」 「ゴミ袋に新聞紙」「携帯電話他」後は運次第。だそうです。
 
本部関連を
中心とした
行事経過
 

10月 6日 池袋コミュニテイ・カレッジ合同茶会 東京目白・蕉雨園
     6日 第26回煎茶道秋期芸術祭 名古屋・しら玉
19〜27 日 第17回・国民文化祭とっとり’2002 
   26 日 兼六園大茶会 金沢城公園 石田恒翠他
   27 日 第45回全日煎愛知支部煎茶会 名古屋美術倶楽部

本部関連を
中心とした
行事予定
 

11月10日 第34回高松宮妃癌基金奉賛煎茶会 熱田神宮
    16日 お香と茶の会 東京・松栄堂 ・般若苑
    17日 三重支部煎茶会 三重・鈴鹿 椿 神社
    24日 岡崎支部茶会『煎茶に親しむ会』岡崎公園
12月 1日 毎日文化センター慈善茶会 熱田神宮  
    15日 財団法人松月流評議員会(予定) 

 
本部要望
 

茶会真っ盛り。木枯しが吹けば冬支度。このような季節となりました。平成15年=干支(えと)
「十二支(じゅうにし)の第八番ひつじ=未」御題
『町』と来年のことが気になります。
1月 7日 新年本部初煎会 豊橋駅構内ホテルアソシア豊橋 1月 23〜28 第13回煎茶工芸秀作展  渋谷・東急百貨店
3月9日 第39回春期煎茶道芸術祭 東京・池上・本門寺
 (本堂にての宗敬家元献茶奉納を含む煎茶席、広場席他にて)


準備事項
 

かねてより要望のありました八宝茶、花茶、各種特殊茶葉適用の『三段式茶具器』の開発を出入りの業者と共に急いでおりましたところ、ほぼ完成に近付ました。漆での朱色着彩(山中塗)の予定。教材部価格8,000円前後。 予約開始=受付中

許状取得
 

許状取得希望者は年末、年始の希望をご確認の上、申請書にご
記入の上提出下さい。出来るだけ希望に添いたいと存じます。
尚、一ケ月以上経過した件については、問い合わせ下さい。

 慶 事
 

家元宗匠ご夫妻の長女成奈姫11月14日満5才の誕生日。
立派に成長し、二女凜ちゃんは10月9日の誕生でした。

備 考
 

小さな女の子が云っていた。こうぞうかいかくって何?あらためて自問自答したが実際の所わからない!小泉マジックによって分かった振りをしているだけだろうか。6割の人が世の中を変えたくないのが本音ではないか、と疑う。しかし確実に、何かわからないが変化している。大抵の場合多くの庶民、凡人は後で気が付く。その時は遅いのである。庶民、人民の悲しさか…

 

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