諸事伝言10月号


  財団法人松月流松指連家元本部

 年 号  平成14・西暦 2002・10月    73号


歳時記

 

月名及び異称・神無月(かんなづき) この月は八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まり、神が不在のため”かみなしづき”。出雲地方では”
神在月=かみありづき”と言われているようです。
6日第26回松月流芸術祭 8日 寒露 
14日体育の日(月=祝日) 23日 霜降


流祖色紙題
 

豊穣(案山子の絵)、錦秋(松茸の絵)、時雨(遠山)秋興、菊之波奈、柿紅葉   
 

花・華材
 

菊各種(嵯峨菊、残菊、野路菊、段菊、達磨菊、小浜菊、万寿菊、紺菊、磯菊、菊渓菊(きくたにぎく)他)桔梗、秋海棠、酔芙蓉、松風、白文字、さねかづら、真弓、女郎花、ほととぎす、風鈴梅擬 他


  
 

秋花秋実(りんどう・ざくろ)・秋果探勝(ざくろ・菊・仏手柑)・秋山幽韻(蘭・栗・柿・松茸・通草
(あけび) 山里=山路の秋
秋景色(すすき・竜胆・女郎花・孔雀草・秋桜・しだ・栗他)

 茶 茗
 

初雁、菊の露、貴船、初時雨、秋桜、秋篠、秋篠風情、秋月、
秋祭、明恵、晶子の詩、萩の露、明王、香緑、香泉、湖城 他

 香 名
 

錦秋、憧憬=あこがれ、薫香のしらべ、朝な夕な、夕空、秋風
一期、永遠、久遠、一朝、天子、ゆめみし、朝雲、天晴 他

 菓子名
 

花枇杷
、月光、鳴子、実り、武蔵野、深山路、落ち葉、熟柿、山里、初紅葉、山の幸(通草・栗)、里の幸(稲穂・芋)他



教授要項

 

若い人=つきまとい(ストーカー)
ご家庭=家庭内暴力、空き巣、強盗、生活習慣病
お年寄り=ひったくり、骨折
全員=交通事故、付け火、地震他 諸々に注意致しましょう

 


本部関連を
中心とした
行事経過
 

9月 8日(日)本部地区(豊橋・豊川)月例=月並茶会
9月15日 敬老の日各地にて慰問お煎茶ご奉仕(ボランティア)
9月15日 遠州支部煎茶会10時献茶執行 浜松五社神社
9月20日 この頃名月を仰ぎお彼岸のお中日、流祖を偲ぶ。
〜25日  各地にて彼岸供養お煎茶にてご奉仕(ボランティア)



本部関連を
中心とした
行事予定

 

10月 6日 池袋コミュニテイ・カレッジ合同茶会 蕉雨園
     6日 第26回煎茶道秋期芸術祭 名古屋・しら玉
    27日 全日煎愛知支部煎茶会 名古屋・美術倶楽部
11月10日 第34回高松宮妃癌研究基金奉賛煎茶会   
11月16日 お香とお茶の会 東京・般若苑・畠山美術館
11月17日 三重支部煎茶会 椿 神社
    24日 岡崎支部茶会「煎茶に親しむ会」 岡崎公園



本部要望


 

9月7日〜10月14日まで京都国立博物館にて特別展覧会「日本人と茶」−その歴史・その美意識−が開催中。1200年におよぶお茶のことがらの記録、エピソード等、数々の展観。
〒605-0931 京都市東山区茶屋町527(三十三間堂徒歩数分)  
電話番号 075ー541ー1151  FAX番号 075-531-0263
可能ならば見学下さい。図録も重厚壮麗362ページ3000円。



準備事項


 

秋真っ盛り、これからの時期、目にする蔵出し煎茶・同玉露として販売されます。また茶会のシーズンでもあり新茶と違った美味しい季節、口福(こうふく)これ努めて下さい。透明なガラスの蓋碗(茶閉)の利用に最適な八宝茶を紹介しましたが、新たな応用方法としてこのたび、「蘭茶」を入取致しました。グラスに浮かぶ美しく咲いた花輪、清香をお楽しみ下さい。


許状取得
 

茶会の好季節。各種茶会での授与式を希望する、会員、教授者にあっては多事多忙でしょうが早目にその旨をお伝え下さい。家元の参加する茶会(行事予定参考)すべて可能です。−事務局

 慶 弔
 

【24年前】財団の設立に喜び、未来に希望を託していた頃、
複数の人が日本から消えた。慶も弔もなく闇は深い思いだ。


 備 考


 

「己を抓(つね)って人の痛さを知れ」 随分昔から知ってもいたし、聞かされてもきた。【拉致】辞書には無理につれてゆくこととある。自分の親子兄弟姉妹だとしたら、恐怖と戦慄に身の毛が立つどころではない。固唾をのんで見守りたい。

 

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お問い合わせ
〒440-0892 愛知県豊橋市新本町123 松月流本部事務局まで
рO532-52-4485  fax0532−55−9667
E-mail:so-kei@syougetu.jp